chromebook から L2TP/IPsec で SoftEther VPN サーバに接続する方法
前書き
外出先のカフェから自宅のネットワークに接続できました。カフェで使っている端末は chromebook です。VPN サーバ側の設定は省略して、VPN クライアント側 (chromebook) の L2TP/IPsec の設定を解説します。
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chromebook の L2TP/IPsec の設定
chromebook の画面右下のコーヒーマークの画像をクリックして、ギザギザマークをクリックします。
そうすると以下の設定画面が現れます。接続を追加 のところをクリックします。
OpenVPN / L2TP のところをクリックします。
以下の項目を入力します。サービス名はマストではありませんがわかりやすい名前、たとえば「◯◯への接続設定」などとする。
- サーバーホスト名:SoftEther VPN サーバが稼働しているサーバ名 FQDN (= SoftEther VPN の Dynamic DNS のホスト名)
- サービス名:任意の文字列
- プロバイダの種類:「L2TP/IPSec + 事前共有鍵」になっていることを確認する
- 事前共有キー:SoftEther VPN サーバ IPsec / L2TP 設定で設定した事前共有キー
- ユーザー名:SoftEther VPN サーバのユーザ名。ただし、「ユーザ名@仮想 HUB 名」の形式で入力する
- パスワード:仮想 HUB のユーザ名のパスワード
入力が終わったら、接続 をクリックします。
正しく設定がされていればこれで VPN 接続が完了します。その証拠として、以下のように
wi-fi のマークのところに鍵マークが付くようになります。以下は、カフェから自宅にある RedHat (172.16.1.2) に ssh でログインしたところ。
以下の写真は VPN 接続しているときの chromebook の IP 情報を表示させたところです。
wlan0 がワイマックスのルーターの Wi-Fi の電波を掴んでいて 192.168.100.103 という IP が設定されています。
ppp0 が VPN 接続しているインタフェースで 10.1.0.9 という IP が割り当てられています。10.1.0.0/24 が僕の自宅ネットワークの 1 つのセグメントです。L2TP/IPsec のトンネルを経由して自宅ネットワークに接続して、自宅ネットワーク内にある DHCP サーバ (ヤマハの RTX1100 というルータ) からこの IP をもらっています。