Windows 10 で Ubuntu のインストールメディアを USB メモリーで作る方法
前書き
レノボの ThinkCenter M700 Tiny に Ubuntu をインストールしようと思っています。
これまで MacOS や Linux の dd コマンドを使って様々な OS のインストールメディアを作ってきましたが、Windows では記憶する限り全く (もしくはほとんど) 作ったことがありません。
そこで ThinkCenter M700 Tiny に Windows 10 がインストールされているので、Windows 10 でインストールメディアを作る方法を調べて記録しておくと思います。
Ubuntu のイメージをダウンロードしてくる
公式サイト から Ubuntu Server のイメージをダウンロードします。
上記 ダウンロード の箇所をクリックしてダウンロードしますが、1.4 GB あるせいか 1 -2 分くらいかかりました。
USB メモリーの準備
自宅にある適当な USB メモリー (東芝の 16GB モノ) を使うことにしました。
まずはパソコンに挿し込みます。
Windows 10 で USB メモリーに焼く方法
軽く調べてみたが Windows 10 標準の機能では簡単にできなさそうだったのでサードパーティのアプリをインストールして焼くことにした。
Linux の dd コマンドに相当する機能がすぐ使えるようになっていてほしいところだが断念。
Rufus というソフトをダウンロードする。そうすると rufus-3.19.exe というファイルがダウンロードされるのでそれをダブルクリックする。
選択 をクリックして Ubuntu の ISO イメージを選択すると、ブートの種類 のところに表示される。
それ以外の設定は触らず、準備完了 と表示されたことを確認して スタート をクリックした。
推奨されている ISO イメージモードで書き込むことにした。
使い回しの USB メモリーのためデータ消去されて問題なし。OK をクリックした。
さらに以下が表示された。問題ないので OK をクリックした。
USB メモリーへの書き込みが始まった!
3 分とちょっとで終わった。閉じる をクリックして閉じる。
BIOS 設定を確認する
パソコンをシャットダウンし、USB メモリーをパソコンから外す。その後、電源ボタンを押してパソコンを立ち上げるが BIOS の設定画面に入るために F1 キーをチャカチャカと連打する。
BIOS の画面に入ったら、Main タブから Startup タブまで移動する。
Startup タブまで来たら、Primary Boot Sequence をエンターキーを押して開きます。ワタクシの場合、ここの設定を変更する必要がありました。
USB HDD と USB CDROM を上の方に持っていく必要があるのですが、「上に持っていく」と考えるのではなく、「いま上にあるものを下に下げる」操作を行いました。
写真で言うところの M.2 SATA、SATA 1: SanDisk なんとか、Network 1 の 3 つを下に持っていったのです。下に持っていくためにはキーボードのどれか (画面の右に英語でそれっぽく書いてあると思います) を押せば下げることができました。
以下のように USB 関連を上に並べられればオーケーです。Save & Exit のボタン (たしか F11) を押して BIOS 画面から抜けるとパソコンが再起動しますのでそのタイミングで USB メモリーを差し込みます。
USB メモリーから Ubuntu が起動してきました。Try or Install Ubuntu Server を選択してエンターを押せばそこからは Ubuntu の世界です。