[VPN Gate] L2TP/IPSec を受け付けているボランティアサーバはほとんどない。
VPN Gate の公式サイトを見ると、ボランティアサーバ(VPN 接続を受け付けているサーバ)の一覧が表示されているが、L2TP/IPsec 接続を受け付けるように設定してあるサーバはほとんど存在しない。
これはなぜだろうか?
自分のパソコンを VPN サーバーに設定するような人はオタクっぽい人も少なくないような気がするが、VPN サーバーとして立ち上がってしまえば満足!なのだろうか。
L2TP/IPSec で VPN 接続を受け付けられるようにする人が少ない理由がどうもわからない。L2TP/IPSec が嫌いな人ばかりだからだろうか?とてもそうとは思えない。
やはり、これは技術的に難しいからではないかと感じる。つまり、L2TP/IPSec の設定は難しいという理由で設定していないボランティアサーバの運営者がほとんどではないか?という仮説である。
もしくは、OpenVPN が使えるからそれでいいじゃん?的なノリだろうか。
今はモバイル、スマホが主役の時代です。そのスマホ(iPhone, Android両方)が標準でサポートしている VPN 用プロトコルが L2TP/IPSec にもかかわらずこの状況は腑に落ちない。
う~ん。L2TP/IPSec の設定方法について書いてみようかと思うが、ニーズが少ないんだったら書いてもなあという気分にさせられる。
初めまして。VPN GATEを利用しているのですが
L2TP/IPsecのサーバーが少なく、最近ではリストに出てない
時も多々あり困っていました。
(ただあのリストは、一部表記だと本日気付いた(笑))
macやiphone利用者も多いはずなのに、と疑問に思い
検索したところこちらに繋がりました。
アドレスを登録してるのでサーバーリストがメールで
届くのですが、どれがL2TP/IPsecなのか解らないし
数も少ない。何か良い探し方ないでしょうか?
妨害防止のため公開数を少なくしているとのことですが
その点が少し不便で残念です。
まぁ、これが無料で利用できるだけで素晴らしいことですが。
善意に感謝です。
すみません。しばらくブログを放置しておりましたのでメッセージ頂いていたことに気が付きませんでした。軽く書いていた記事にもかかわらず当ブログを見つけて頂いて嬉しいです。
サーバーリストをメールで受け取られているとのこと。私もいちおうそのメールは受信していますのでどのようなものか知っております。
さて疑問に感じられている点についてですが、そもそも VPN Gate のボランティアサーバーの中で L2TP/IPsec で接続できる VPN サーバーが、ほとんど存在していないと考えられます。ですから、見つけることは非常に困難(そもそもほとんど無いから)だと思います。
今現在私は、VPN Gate のボランティアサーバーは稼働させておらず、自分専用に SoftEther VPN 単体で L2TP/IPsec サーバーを動かし、外出先から時々接続して遊んだりしております。
ブログにも書きましたが L2TP/IPsec で接続できるサーバーがほとんど存在していない理由は、L2TP/IPsec で接続できるように設定することが簡単ではないからでしょう。パソコンの設定だけでなく、ブロードバンドルーターや ADSL モデムといったネットワーク機器が L2TP/IPsec サーバーとして稼働させる足かせになるケースが多いためだと推察しています。つまりパソコンの設定をいくら頑張っても、ネットワーク機器に問題があればネットワーク機器の設定を変更しないとダメというわけです。
このあたりのお話、一度噛み砕いて書いてみたいと思っているのですが、興味がある方いらっしゃるでしょうかね~。