初期化された RTX810 にコンソールケーブル無しで telnet でログインする方法
前書き
我が家に届いたヤマハルータ RTX810 をセットアップしていく。まずは何はともあれログインするところからだ。
セットアップする環境
パソコン 1 台と LAN ケーブルが 1 本必要です。
僕はパナソニックのレッツノートにインストールしてある Ubuntu を使う。もちろん Ubuntu である必要はなく Windows でも Mac でも問題ないが、LAN ケーブルを使うので LAN ポートがあることが必須だ。
僕の場合はレッツノートの LAN ポートと RTX810 の LAN インターフェイス (4 ポートあるがどこでも良い) を LAN ケーブルに接続すれば物理環境としては準備完了だ。
RTX810 の電源を ON にして立ち上げておこう。
RTX810 にログインする方法
簡単に流れを説明すると、RTX810 に最初から設定されている IP アドレス である 192.168.100.1 に telnet する形になる。
(ブラウザーから http://192.168.100.1 と叩けばそこから設定できると思うが、僕はほとんどの場合コマンド操作で設定する)
だからまずパソコンに RTX810 と同じアドレス帯の IP を設定する。今回僕は nmtui コマンドで IP 設定を変更。192.168.100.11/24 を Ubuntu に割り当てた。
デフォルトゲートウェイは設定しなくても構わない。
telnet で RTX810 にログインしてみる。
$ telnet 192.168.100.1 Trying 192.168.100.1… Connected to 192.168.100.1. Escape character is '^]'. Password: RTX810 BootROM Ver. 1.00 RTX810 FlashROM Table Ver. 1.01 RTX810 Rev.11.01.34 (Tue Nov 26 18:39:12 2019) Copyright (c) 1994-2019 Yamaha Corporation. All Rights Reserved. To display the software copyright statement, use 'show copyright' command. 00:a0:de:cb:6f:17, 00:a0:de:cb:6f:18 Memory 128Mbytes, 2LAN The login password is factory default setting. Please request an administrator to change the password by the 'login password' command. > administrator Password: The administrator password is factory default setting. Please change the password by the 'administrator password' command. #
パスワードを聞いてくるが、デフォルトでは設定されていないのでエンターを押せば大丈夫。
これで RTX810 に無事ログインができた。