[RTX1100] lan1 インターフェイスを LAN 側にし、IP アドレスを静的に設定する。

lan1 インターフェイスを LAN 側とし、IP アドレスを静的に割り当てます。LAN 側に接続する機器は Wi-Fi ルータだけにします。

この Wi-Fi ルータと家の中にあるパソコン、タブレット、スマホ、全てが無線で接続する構成にします。

ちなみに Wi-Fi ルータは、NEC Aterm WG1800HP2 です。IEEE802.11ac に対応しているルータが欲しかったのでこれにしました。バッファローの 802.11ac 対応の Wi-Fi ルータが売れているようでしたが、筐体がかなり大きく邪魔になる可能性があったので、コンパクトなサイズの Aterm を買いました。

WG1800HP2 のルーティング機能を OFF にして、ただのアクセスポイントとして使用します。アクセスポイントとして使用することをブリッジモードと言うようですが、これは WG1800HP2 本体に付いているスイッチをカチッと動かせばいいだけです。

それでは、RTX1100 の設定を行っていきます。アドレス帯は、10.1.0.0/24 を使用し、LAN 側機器のゲートウェイとなる IP を 10.1.0.1 にしてこれを lan1 に設定します。

また、LAN 側の機器に DHCP で IP を渡せるように DHCP サーバとしても稼働させます。

まずは、lan1 の IP 設定から。管理ユーザで設定していきます。

# ip lan1 address 10.1.0.1/24

次に DHCP サーバ機能を ON にします。配布するアドレスは、lan1 の IP とブロードキャストアドレスを除いた範囲に設定します。

# dhcp service server
# dhcp scope 1 10.1.0.2-10.1.0.254/24

これで RTX1100 の lan1 インタフェースが DHCP サーバとして振る舞うようになります。

コンフィグを確認してみましょう。

# show config
(不要な出力は省略)
ip lan1 address 10.1.0.1/24
ip lan3 address dhcp
dhcp service server
dhcp scope 1 10.1.0.2-10.1.0.254/24
#

最後にコンフィグを保存しておきます。

# save
セーブ中… CONFIG0 終了
#

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