[RTX1100] インターネット接続用ルータとしての最低限の設定を行う。

ここからはヤマハルータのコンフィグ設定の実践的な内容になっていきます。まず、どういった用途にルータを使用するか?を明確にします。

僕の場合は RTX1100 をインターネット接続用ルータとして使います。家電屋さんで販売されている家庭用ブロードバンドルータと同じ位置付けと考えて頂いてよいでしょう。

家庭用ブロードバンドルータは今や Wi-Fi 機能が付いていて当たり前ですが、RTX1100 の場合は有線インタフェイスしか搭載していませんので、ここは大きな違いといえます。

インターネット接続用ルータとして設定することが決まったら今度は機能的に考えます。つまり、RTX1100 に何をさせればインターネット接続用ルータになるのかを考えるということです。

一言で言えば、LAN 側から発生した通信(パケット)を WAN 側に転送(ルーティング)させるだけ、です。しかしこれを実現させるためには、LAN 側のインタフェースと WAN 側のインタフェースの両方に IP アドレスを設定する必要があります。

WAN 側インタフェースは、インターネット回線と接続します。僕が使っている回線はインターネット回線側から DHCP でアドレスをもらう形になるので WAN 側インタフェースには DHCP アドレスで動的に IP を設定する形になります。

LAN 側インタフェースは、自分まずアドレス帯を決めてそのアドレス帯の中から具体的な IP を静的に設定します。

あとは、RTX1100 にデフォルトルートを設定すれば良いことになりますが、これは DHCP で WAN 側インタフェースに IP が割り振られる際に同時に設定される項目になります。

以上のことを設定すれば RTX1100 をインターネット接続用ルータとして使うことができるようになります。具体的な設定方法、コマンドについては次のエントリーで書いてみたいと思います。

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