カメラ付き Raspberry Pi Zero WH を作る方法 (ハードウェア編)

(左下から反時計回り) ラズパイゼロ本体、カメラ、カメラケーブル、SD カード

前書き

Raspberry Pi Zero WH (以降、ラズパイゼロと書く) にカメラを付けて遊ぼうと思っている。ゼロから作るときのために手順を記録しておこうと思う。

以前、ラズパイゼロの OS のセットアップ方法については書いたが、今回はそれよりも前のモノを準備するところから記録してみる。

キーボード・マウス不要!Raspberry Pi Zero WH に Raspberry Pi OS をインストールする方法

ラズパイゼロを購入する

2022 年 11 月 21 日、以下をアマゾンで購入した。

[1] ラズパイゼロ本体 + 送料  = 4,710 円

 

[2] 500 万画素カメラモジュール = 1,430 円

[3] ラズパイゼロ用カメラケーブル + 送料 = 970 円


買ったあとに気がついたのだが、ラズパイゼロ用カメラケーブルは 500 万画素カメラモジュールに同梱されていたので買う必要がなかった。_| ̄|○

本来は 6,140 円で揃えられたものだが、7,110 円を支払った。いずれにしても、ラズパイゼロも高くなったなーと感じる。

本投稿の一番上の画像に写っているもののうち、SD カードを除いたものを購入した。SD カードは家にあった余り物を使うことにする。

電源に関しては、USB ケーブルをラズパイゼロ (ラブパイ側コネクター形状は Micro-B です) に接続して給電する形になります。これも家にあるものを使う。

カメラにラズパイゼロ用カメラケーブルを取り付ける

アマゾンで購入したあと、カメラモジュールにはこの白いカメラケーブルが接続されていた。

この白いカメラケーブルではラズパイゼロに接続できないので、カメラケーブルを取り替える必要がある。

以下の写真だとわかりにくいかもしれませんが、カメラケーブルの幅が、ラズパイのインターフェイスの幅よりも大きいため接続できないわけです。

以下の写真が 2 種類のカメラケーブルを並べたところです。幅に違いがあります。右のカメラケーブルを使う必要があるわけです。

カメラからカメラケーブルを取り外す

カメラケーブルを取り外すときは、以下の写真のようにケーブルの端っこを抑えている黒い箇所があります。この黒い箇所の両端を人差し指の爪に引っ掛けて少し力を入れるとケーブルを取り外すことができます。

以下のようにカメラケーブルを取り外すことができます。

カメラにカメラケーブルを取りつける

今度はカメラケーブルをカメラに取り付けます。ここでラズパイゼロ用のカメラケーブルを見てみましょう。

両端の幅が違っているところが特徴です。

左端がカメラに接続する側で、右端がラズパイゼロに接続する側です。

このラズパイゼロ用ケーブルの左端をカメラに入れ込むようにして接続します。

この写真 ↑ のカメラケーブルですが、さっきの写真と比べて黒いように見えますよね。これはこのカメラケーブルの表と裏で色目が違うためで、つまり裏表があるということです。

カメラをひっくり返したときにカメラケーブルが黒く見える面にして接続します。

カメラ側の接続箇所をよく見てみると、黒いプラスチックに穴が空いていてここにカメラケーブルを差し込む形になっています。

以下が写真がカメラにカメラケーブルを差し込んだだけのところです。

カメラケーブルが黒いプラスチックの穴に入っていますが、黒いプラスチックはまだユルユルしている状態です。ちゃんとカメラケーブルが奥まで刺さっている状態にしたまま、黒いプラスチックを締めます。爪や指先で押し込む感じです。

以下の写真が、黒いプラスチックを奥に押し込んでケーブルを挟み込んだ状態になったところです。これでカメラとカメラケーブルが固定・接続されたわけです。

カメラを反転させてみたのが以下の写真です。

以上で、カメラケーブルがカメラ側と接続されました。

ラズパイゼロにカメラケーブルを取りつける

次がカメラケーブルをラズパイゼロと接続する番ですね。

カメラケーブルの黒い面を上にした時、ラズパイゼロの裏表は以下の写真のようになります。

カメラ側にあった黒いプラスチックのパーツはラズパイゼロ側にもあります。すでにこのパーツを緩めている状態で撮ったのが ↑ の写真です。

カメラとカメラケーブルを接続した時と同じ要領で固定します。

固定できた写真 ↑ ↓ です。

ラズパイゼロとカメラが無事接続できた

以上でラズパイゼロとカメラの接続ができたことになる。

ハードウェア的な準備はこれで完了です。

ラズパイゼロに電源を入れて起動させるためには OS の準備 (OS をマイクロ SD カードへインストールする作業) が必要となる。

これについては次回以降の投稿で書きます。

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