複数の VPS を使っている理由は複数の固定グローバル IP アドレスを使いたいから
前書き
この投稿を書いている 2022 年 4 月 2 日時点で僕は複数の VPS サービスを使っている。すべて有料サービスです。今日はこの理由について書いてみたいと思う。
使っている VPS 業社のまとめ
[1] さくらインターネット
さくらインターネットの VPS (さくらの VPS) は、2 契約使っています。1 つがメモリー 512MB のプランで、もう 1 つがメモリー 1GB のプランです。
どちらのサーバーも石狩データセンターにあります。512MB の月額料金が 590 円で CentOS をインストールしています。1GB の月額料金が 807 円でこちらは Ubuntu を使っています。
いま、さくらの VPS のホームページ を見ると、大阪データセンターと東京データセンターのプランも有り、そちらのほうが料金が安いことに気がつく。。。
いつか、契約替えするとき (計画中) にそこも合わせて検討しよう。
[2] お名前.com
2021 年 12 月 31 日に解約済み。メモリー 1GB のプランで確か CentOS を使っていました。月額 985 円だったと思います。
[3] WebARENA
2022 年 3 月 31 日に解約済み。メモリー 1GB のプランで月額 396 円のプラン (激安ですね。CPU 1 コアだったと思います) を使っていました。Ubuntu をインストールして使っていた記憶あり。
[4] ConoHa VPS
メモリー 512MB のプランを使っています。月額 682 円です。これはいつか解約するつもりでいます。
いろいろな会社の VPS サービスを使ってわかったのですが、さくらの VPS が一番使いやすいのです。管理画面のデザインであったり、ssh でログインしたときのレスポンスのスピードだったり、という点で。
当たり前といえば当たり前なのですが、価格がやすいとサーバーのレスポンスが遅い印象が強いです。だから単純に「どこが一番安いか」だけで選ぶと後悔する確率が高いと思っています。
固定グローバル IP アドレスを使うために VPS を使っている
このように複数の VPS を使っている理由は、固定グローバル IP アドレスを使いたいからです。
固定のグローバル IP を使おうと思い、グローバル IP だけを買って使おうとしてもこんなに安くなりません。しかし、VPS を使う場合、自動的に固定グローバル IP がついてくるようなものなので VPS を使っているというわけです。
ただし VPS は Virtual Private Server という名前の通り、実態としてはサーバーですから、ルーターなどのネットワーク機器にグローバル IP を割り当てて使用するといった用途には使えません。
固定グローバル IP サービスも使っている
VPS ではなく、固定グローバル IP だけを使えるサービスも実は使っています。これについても書いてみようと思います。
マンション付帯のプロバイダーの有料サービス
僕が生活しているマンションには最初からインターネットサービスが付いています。そのプロバイダーの有料サービス (オプションプラン) を申し込んで、固定グローバル IP x1 個を使っています。
この固定グローバル IP は我が家のヤマハルーター (RTX1100) に設定して使っています。このサービスの月額料金は 1100 円です。
VPS と比べると高い気もしますが、これは解約しないで使っていく予定にしています。
インターリンクの固定グローバル IP サービス
マイ IP ソフトイーサ版というのを使っています。固定グローバル IP x1 個で月額 1320 円です。
こちらも VPS と比べてしまうと高く感じてしまいますね。このサービスはいつか解約するつもりでいます。もともと 2 契約使っていましたが 1 つは解約し、今は 1 契約です。
まとめ
このように見ていくと、固定グローバル IP だけを有料で使おうとするとお値打ち感がなく感じられますよね。だから僕は VPS を多く使うようにしています。