[RTX1100] 固定グローバル IP アドレスを WAN インタフェースに追加設定する方法
経緯
固定グローバル IP アドレス (以下、固定グローバル IP もしくは、グローバル IP と略す) をヤマハルータ RTX1100 に設定する方法を書いておく。
以前も自宅で固定グローバル IP を使っていたが、使わなくなっていたので解約してしまっていた。今回、再契約 (プロバイダーのオプション契約です) してまた固定グローバル IP をRTX1100 に設定して使うことになった。
グローバル IP をセカンダリーアドレスとして設定する
これは単純に以下のようにコマンドを追加すれば良いだけだ。
# ip lan3 secondary address xx.yy.zz.aa/29
xx.yy.zz.aa のところがグローバル IP です。ご自身の環境にあわせて指定してほしい。
ルーティング設定 (デフォルトゲートウェイ) をどうするか?
我が家のネット環境の場合、固定グローバル IP をオプションで契約しました。このオプション契約がないときでもインターネットはもちろん使えていました。
インターネットが使える=グローバル IP を使っていることになるわけですが、オプション契約がなかった時は固定ではないグローバル IP でインターネットを使っていたことになります。
では、オプション契約がある今、オプション契約がなかった時の「固定じゃないグローバル IP」は使えるのか使えないのか?
我が家のネット環境の場合、使えます。つまり、
- 固定じゃないグローバル IP (primary アドレスとして使用)
- 固定グローバル IP (secondary アドレスとして使用)
の 2 つを使える環境にあります。
固定グローバル IP だけが使える環境、且つその固定グローバル IP が 1 つの場合は話が単純です。ルーティング = デフォルトゲートウェイはプロバイダーから指定されたものをルータに設定すればオーケーです。
では、我が家の場合はどうするのか?
固定グローバル IP を使う時のデフォゲをルータに設定するのか?
それとも、
固定じゃないグローバル IP を使う時のデフォゲ (プロバイダーの DHCP サーバから付与される) が、ルータの DHCP クライアント機能によって自動設定されれれば良いのか?
どっちなのでしょうか?
この投稿を読んでくれている人の多くは「1 台のルータにデフォルトゲートウェイを 2 つ設定すると動作がおかしくなる」ことはご存知だと思う。
結局これは、どのようなネット環境を作りたいのか?によって変わってきますので、次の記事で「我が家の場合」に関して書こうと思います。