さくらインターネットの VPS (Linux の仮想専用サーバー) の申し込み方法

前書き

実験用に VPS を使いたくなったので、さくらインターネットの VPS (さくらの VPS) の追加申込みをしました。この投稿を書いている時点 (2022 年 5 月 7 日) で、さくらの VPS は 2 台 (2 契約) 使っていますが、既存の VPS はサーバーを動かしているので触りたくなく、別途契約することにしました。

ここでは、さくらの VPS の申し込み方法をここに残しておきます。

申し込む内容

さくらの VPS はリージョン (サーバーが設置されている場所) が 3 つあり、今回は大阪リージョンの VPS のプランを選びました。

この画像は、さくらの VPS 公式サイトからの切り抜きです。

この価格比較表は「年額」を月額換算した価格が比較表示されています。僕が選んだプランは 600 円と書かれていますが、これは年額で申し込んだ場合に適用可能な「初年度 30 %OFF」された価格の月額換算が 600 円です。

これを見ると大阪リージョンが一番安いように見えますが、僕が申し込みたい「月額」プランの場合は石狩リージョンが一番安かった (タイミングによっては違うかも) です。今回は、月額プランで大阪リージョンに申し込んでみました。

さくらの VPS は、Windows サーバーのプランもありましたが、今回は Linux (Ubuntu) にします。

申し込みの流れ

以下に申し込みの流れを記録していきますが、僕はすでにさくらの VPS を使用しているため、申込者の情報 (アカウント情報) を入力するステップがありません。

このため、さくらの VPS に申し込むのが初めての場合は、以下の流れと少し違うと思います。

キャンペーンがあった

たまたまかもしれませんが、東京リージョンか大阪リージョンを選ぶと初回料金が 30% オフになるクーポンがありました。

しかし、このクーポンが適用される条件として「年払い」する必要がありました。

今回申し込む VPS は早期に解約する可能性もあるため、年払いは避けたほうが良いと思ってクーポンはあきらめました。最初から 1 年くらいは使うことを見込んでいる場合は使っておきたいクーポンです。

ゾーンとプランを選ぶ

以下のように、ゾーンは「大阪第 3」で、プランは「月額」を選ぶと、支払金額が表示された。

(注) ゾーンとリージョンって何が違う?と疑問に感じた方は公式サイトに説明がありますので こちらのページ をチェックしてみてください。個人的にはゾーンとリージョンの差をそんなに気にする必要はないと思っています。多くの場合、申し込もうとしているプランが、東京なのか大阪なのか石狩なのかを意識・区別できていれば良いのではと思います。

ストレージ変更オプションがあった

ストレージ容量を 50GB から 100GB に変更できるオプションがあった。

このオプションを選択しても月額料金には変更はありませんが、変更手数料が 1100 円プラスされます。今回はこのオプションはなしにしました。

ここからサーバーについて入力・選択していく

以下を入力、もしくは選択する流れとなっている。

  • サーバー名
  • サーバー説明
  • インストールする OS
  • OS バージョン
  • 管理ユーザーのパスワード

任意項目の「サーバー名」「サーバー説明」は空欄のままにし、OS の種類は ubuntu でバージョンは 20.04 を選んだ。

次の画像が「管理ユーザーのパスワード」を入力するところ。半角英字、半角英数、半角記号を混ぜて設定した。

(注) このパスワードを忘れると Ubuntu にログインができなくなるためメモしておこう。仮に忘れてしまった場合どうすれば良いかと言うと、OS を作り直すしか方法がない。この点は忘れないでほしい。

管理ユーザーの名前については ubuntu で固定されていて変更できないようだ。

スタートアップスクリプトが用意されている。これを「利用しない」という選択肢があったが、これはクリックしないようにした。以下でスタートアップスクリプトを使うようにしたかったためである。

スタートアップスクリプト

次がスタートアップスクリプトの設定を定義するための選択項目です。

  • 初回起動時にパッケージ更新する。 → 更新する
  • 日本語環境 ja_JP.UTF-8 に変更する → ja_JP.UTF-8 に変更する
  • キーボード配列の VM 内部設定を US 配列に変更する。 → 変更しない
  • VM 内部のファイアウオールを有効化する。 → 有効化しない
  • IPv6 を有効化する。 → 有効化する
  • カーネルクラッシュダンプを有効化する。 → 有効化しない
  • タイムゾーンを変更する。 → 変更しない Asia/Tokyo

以上のように選択した。

「ホスト名を設定する」と「SSH ポートを変更する」の箇所は空欄とした。

パケットフィルターとサーバーへの SSH キー登録

「パケットフィルター設定」は、変更することができなかったのでそのままにした。つまり以下の画像のように、

  • 利用状況        利用する
  • 接続可能ポート        SSH (TCP 22)

にしたのである。

「サーバーへの SSH キー登録」は「登録しない」にし、「次へ」をクリックした。

支払い方法

次が支払い方法です。ここは画面ショットなしの説明にさせてください。

普通にクレジットカード決済にしました。他の選択肢として、銀行振込と請求書払いがありました。

2 週間無料お試しの項目がありましたので「利用する」を選択しました。

あと、約款の確認があったので同意して支払いへ進みました。

申し込み完了

支払いが完了すると、以下の画面が表示されました。

サーバーが使えるようになるまでに少し時間がかかるようなので、ここでひと区切りとすることができます。

申し込んだサーバーを見てみる

上記「サーバー一覧へ」をクリックすると以下のように表示されて確認ができます。

今回申し込んだのが 3 つめの VPS のため 3 台表示されています。一番上のが今回申し込んだ大阪リージョンの VPS です。

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