写真付きで解説。ThinkCentre M700 Tiny のメモリーを交換して 32GB にパワーアップさせた。
前書き
自宅にある ThinkCenter M700 Tiny に Windows 11 がインストールされていますが、メモリーが 8 GB だから心許ない。
ということで、32 GB に増設することにしました。買ったメモリーは Crucial の 16 GB x 2 枚 です。
メモリーの増設自体久しぶりなのと、ThinkCentre でメモリー交換すること自体はじめてだったので、やりかたを記録しておくことにした。
M700 Tiny には種類がいくつかあるようでメモリーの搭載場所が違うかもしれません。僕が使っている M700 Tiny は 10J0S71800 というモデルです。
M700 Tiny の外観
前面の写真です。
この前面写真には USB ポートにキーボードとマウスを Bluetooth で接続するためのドングルが接続されていますが、メモリー交換の前にはこれは抜いておきます。
抜かなくても良いといえば良いのですが、パカッとケースを開ける時に邪魔になります。
以下が背面の写真です。
では、早速やっていきましょう。必要な道具はプラスドライバーだけです。
メモリー交換手順
最初に ↑ の背面写真の真ん中辺りに映っているネジをプラスドライバーで緩めて外します。
ネジを外したら、ケースを全面にスライドさせるようにすると、以下のように開くことができます。
パカッと上の蓋を外すと中身を拝むことができます。この写真の右半分に HDD が映っていますね。メモリースロットはこの下にあります。
違う角度から撮った写真が下記です。HDD の先の方 (と言えば良いかな) 黒ネジが 1 個あるのがわかります。これをプラスドライバーで外します。
ネジが取れたら、HDD をスライドさせることで取り外すことができます。以下の写真では右にスライドさせて HDD をコネクターから抜いています。そうするとメモリーが見えてきました。
メモリーを接写しました。二枚のメモリーが重なるようにして搭載されています。メモリーは左右に見える銀色のパーツで挟みこまれていますので、この銀色のパーツを左右に開くとメモリーを抜き取ることができます。
メモリーを外すことができました。4 GB x 2 枚でした。
次に Crucial の 16 GB メモリー x2 を差し込んでいきます。
メモリーの端子部分に切れ込みが入っていて、この切れ込みに合わせるように斜め下方向に差し込んで、端子の奥まで入ったらメモリーを上から下 (重力方向) に軽く押すと銀色のパーツがカチッとメモリーを挟み込みます。
切れ込みの位置がど真ん中にあるわけではないため、差し込む時に物理的な向き (面) を間違えようがないので、そこは安心して良いです。
無事、Crucial のメモリー x 2 に載せ替えることができました。
蓋を外したときと反対の要領で、前面から差し込むようにしてハメ込みます。
M700 Tiny を起動してメモリー要領が 32 GB に変わったことが確認できればオッケーです。