[MacBook Air] SSD を外付けにしてターミナルからコマンド投入してデータを消してみた。

Photo 3-7-16, 15 36 19

ヤフオクやメルカリでいらなくなったパソコンを販売する時、面倒くさいのが DISK に残っているデータ消去です。先日 ThinkPad をメルカリで売れたので MacBook Air に ThinkPad で使っていた SSD を接続してデータ消去をやってみました。

今回はそれについて書いておきます。

MacOS の場合 CLI コマンドで DISK の操作を行う場合 diskutil というコマンドをよく使います。

作業順序としては、

  1. まずデータ削除対象の SSD を MacBook Air に接続する
  2. MacOS が認識したデバイス名を確認する
  3. diskutil でデータを消す

という3段階です。

diskutil に list という引数をつけて実行すると MacBook Air につながっているディスク関連のハードを検出できます。

bash-3.2$ sudo diskutil list
/dev/disk0
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *251.0 GB disk0
1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1
2: Apple_CoreStorage 250.1 GB disk0s2
3: Apple_Boot Recovery HD 650.0 MB disk0s3
/dev/disk1
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: Apple_HFS Macintosh HD *249.8 GB disk1
Logical Volume on disk0s2
CE63B7D8-297E-46AF-954C-7486C6BD44C0
Unlocked Encrypted
/dev/disk2
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *64.8 GB disk2
1: Windows_NTFS 64.8 GB disk2s1
/dev/disk3
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: Apple_partition_scheme *17.4 MB disk3
1: Apple_partition_map 32.3 KB disk3s1
2: Apple_HFS Flash Player 17.4 MB disk3s2
/dev/disk4
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *120.0 GB disk4
1: Linux 117.9 GB disk4s1
2: Linux_Swap 2.1 GB disk4s5
bash-3.2$

/dev/disk4 で認識されています。これがデータ削除したい SSD のデバイスファイルで 120 GB モノです。

そしてまず、この SSD にランダムなデータを書き込むコマンドを実行します。diskutil コマンドに randomDisk という引数をつければできます。

bash-3.2$ sudo diskutil randomDIsk 2 /dev/disk4

引数の 2 は、ランダムなデータを書き込む処理を2回実行するように指示しています。3 にすれば3回実行してくれます。

最後の引数の /dev/disk4 はさきほど調べた SSD のデバイスファイルです。間違えないように注意してください。

終了するまでけっこうな時間が必要です。この時はたしか 10 時間くらいかかったと思います。

このランダムデータの書き込みが終わった後、やる意味があるのかないのかよくわからにんですがゼロを書き込む処理もやっておきました。

bash-3.2$ sudo diskutil zeroDisk /dev/disk4

上記のように diskutil に zeroDisk と /dev/disk4 を付けて実行します。これもそれなりに時間がかかると思いますが、外出する前に実行して帰って来たら完了していました。

以上で終了です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください